MEATERSの観察日記


by dj-fut

すべての道はローマに通ず


とはアントニウス帝の言葉だったか


アウグスティヌス帝の言葉だったか




はたまたどこかの哲学者だったか。






とにかくそれは、とてもとても昔の話。






今となっては、ローマに通ず石畳は観光地となり、主
要の幹線は石から鉄へ。







そしてその鉄の道は西欧の中心、パリに伸びている。






最強を誇ったローマ帝国も今は昔。






コロッセオなどには、日本の廃墟に感じて取れる趣き
とはまた違った、栄枯盛衰が感じて取れる。






うーん。諸行無常。。。






明日行くローマに想いを馳せているわけではない。






嫁はローマ行きの飛行機と聞いて、「アイス食べよ
う!」などと、ローマの休日を思い浮かべているらし
い。










のんきなものである。









しかし俺と行く旅がローマの休日などになるわけはな
い。







向こうの時間で夜の10時に着くらしいのだが、ローマ
には泊まらず、そのまま寝台車でパリ経由でオランダ
に行くつもりだ。







ローマの休日どころかブッダの休日である。







しかし、その日のうちにオランダに向かうのは心の洗
濯がしたいだけではない。






次の日のデンマーク戦を見るためだ。






ヨーロッパはサッカーが盛んなので、おそらくどの都
市でも見ることはできるだろうが、やはりアウェー感
がいなめない。







デンマークなど行ってしまったらケンカになりかねな
い。




まずないと思うが、もし負けたりしたらおれのケンカ
キック、いや

おれの808キックでデンマークを滅ぼしかねない。








しかし、本田がいたオランダなら日本を応援してるは
ず!







昔の敵は今日の友!おれとお前と大五郎♪である。







しかし寝台車がない場合、間に合うかが微妙なのだ。





ローマからパリまで九時間。

そこからオランダまで3時間。




マジで微妙。。。







それに嫁はおれがやたらオランダに行きたがるもんだ
から、どうせコーヒーショップ発、もくもく村行きの
特急列車に乗りたいだけでしょ!

とか思ってるようだ。まったく。







そもそもオランダという国をみんなはどこまで知って
いるのか。






おれの友達のゆかりはオランダに住んでいたようだ
が、人間的基盤が少々不具合なのであまり知らないよ
うだったが(失礼!)







オランダ。



鎖国を貫いていた日本にヨーロッパの文明をもたらし
た国。







現在の株式会社の基礎となるものを世界で初めて作っ
た国。






同性の結婚が認められ、大麻や売春が犯罪ではない
国。








誰かが言った。



世界は神が作ったが
オランダはオランダ人が作った




この言葉からもわかるように、
オランダは元々、でっかい三角州に堤防を作り、そこ
の中の水を外に出して作った土地だ。
なので土地が海面より低い場所がたくさんある。


という辺りまでならみなさんもご存知だろう。






しかし、オランダのすごいところはその都市計画性に
あると言える。





建築系の人ならわかるだろうが、オランダは緻密な計
算に基づく、長い将来を見越した土地開発をおこなっ
てきた。



オランダには計画性のない土地は1平方センチもな
い!と言われているくらいだ。






オランダ人にとっての土地という物の価値がどれほど
かわかっていただけただろうか。






しかも、海面が上昇した場合、その影響が顕著に出る
のはいうまでもない。

海水が流入したらオランダの30パーセントは海に沈む
だろう。







なのでオランダは温暖化対策もどの国よりも早く行
なっていた。





その一つが自転車の普及だ。






オランダは人口よりも自転車の数のほうがずっと多
い。






それは干拓地だから土地が平らで、1番高い山が300
メートルしかない、というようなことも理由にあがる
が、

1番の理由はやはり先程のべた将来を見越した都市計
画によるものが大きい。





国政の環境対策の一環として、自転車専用道路をほぼ
100パーセントの割合で道路の横に作ったのだ。






これにはかなりの労力と財力を注ぎ込んだことが容易
にうかがえる。







オランダといえばチューリップを想像する人もいるだ
ろうが、なぜそんな湿地帯で農業ができるのだろう
か。

イメージ的にはイタリアのほうがよっぽど貧相な土を
していそうだ。






そこにも将来のための気の遠くなるような土地作りが
活用されている。








まず堤防を作り、そこの中の水を外に出す。

そしてその土地に葦を植えるのだが、成長したらすぐ
に焼き払うのだ。


昔の移民たちはそれを繰り返し、見事チューリップの
咲き誇る肥沃な土地を
完成させたのだ。








さらにもう一つがオランダを守る堤防。





これもかなりの距離だが、それを安価なコンクリート
を使わず、わざわざ天然石を輸入しすべて石で作った
のだ。






コンクリートだと藻が繁殖せず微生物が増えない。


すると魚が減り漁獲量が落ちる。





ここにもするどい計画性がうかがえる。






なんでもかんでもコンクリートを流し込んでしまう日
本とは大違いだ。






この話を聞いたとき、実家の近くに流れる㹨川を思い
出した。



昔はザリガニがたくさんいたのに、センスのかけらも
ない開発で例のごとく周りをコンクリートで固めてし
まったため、生き物がいなくなってしまったのだ。






厳しい自然を制して作った国であるオランダは、実は
自然との共存というこれからの世界の理想型をいち早
く具現化した国なのだ。







日本はといえば、CO2削減を謳いつつ、とくに何をする
わけでもなく、権利を税金で買い取っているだけ。




なんの計画性もないどころか、計画しようとすらして
いない。





無能ここに極まれり。である。






日本の九州ほどの大きさのこの国に、日本が目指すべ
きものが凝縮されているのではないだろうか。







国の次に国民。







オランダ人は先述したとおり、現在の会社の原型を最
初に作った、と言われている。

有名な東インド貿易会社である。







そこからもわかるように彼らの商業に対する嗅覚は他
国と比べ、とても優れている。






もちろんアヘン戦争の裏でせっせとアヘンを売りさば
き、いっちょ金儲けをしてた闇の歴史があることも事
実だ。







第一次世界大戦の際は、自国が関係ないのをいいこと
に、当時アメリカなどが兵士にばらまいていたコカイ
ンを売りさばき国庫を肥やしていた。






しかしビジネス的な観点から見ると、そこに優れた
マーケティングの勘のようなものを感じてしまうのは
おれだけだろうか。







だからというわけでもないのかもしれないが、オラン
ダ人はケチだ。




というか、無駄な金の使い方はしない。



倹約が上手なのだ。






しかし、他国が災害などに合った時の援助などはまっ
たく惜しまない。



というか世界でトップクラスである。








阪神大震災のときも真っ先に救援活動にやってきたの
がオランダだ。






アジアだろうとヨーロッパだろうと関係ない。


募金を始めようものならあっというまに集まる。






常に自然の脅威と闘っているからか、災害救助への意
識が国民レベルで非常に高いのだ。






倹約が上手で無駄な金を使わないオランダ人がするの
だから募金とはとても大切なことなのだろう。






そして移民の多いオランダは宗教も人種も多岐にわた
る。







だからこそ相手の意見を尊重しながらも、自分の考え
を理解させる。


オランダ人は議論好きが多い。



議会にも大きく分けると3つだが、様々な政党があり
日々議論をしながらうまく回している。







日本はといえば、相手のことを尊重するなんてもって
のほか。






政権=利権 と小学生が見てもわかるくらい腐ってし
まった。






すると今度は、日本は閉じてるから腐るのだ!外国人
にも選挙権を!

と民主党。






それがどういう結果を招くことになるか気付いてない
国民。



日本は滅ぶしかないのかもしれない。







少し話が逸れました。






商業が盛んと先ほど述べたが、かといって働き者とい
うわけでもない。






昼休みは2〜3時間は取るし、最近は週休3日もめずらし
くないらしい。







おれのまわりでもここのところおかしな人が増えてい
る。







ツイッターやmixiで
忙しい!忙しい!

とやたらうるさい人。






完全に忙しい自分がカッコイイと思っている。






忙しいということはその人の仕事の処理が遅いという
ことや、他人の使い方が下手だということ、と捉える
人もいる。






まあそれは一概に言えないと思うが、他人に忙しいと
言われてもどうしたらいいか困るのも事実だ。





誘いを断るときに使うなら別だが、ツイッターで忙し
いアピールされても。。。


大変だね。と言えばいいのか、すごいね、と言えばい
いのか。





おれの周りにも忙しい人はたくさんいるが、不思議と
その言葉は聞かない。





遊んでいるときくらいみんな楽しい話をしたいのだろ
う。






また話が逸れたが、あなたも少しはオランダのことが
わかっただろうか。








って話を飛行機の中で嫁にこんこんと話して洗脳して
みたいと思う笑






そんな日記でした。



冬人です。
[PR]
by dj-fut | 2010-06-22 17:25